夕食時、カピゴンか先に席を立ったため
私から明日以降の話をする
誰も口火を切らないんだもん
明日、治療方針が決まる
とにかく、その治療方針に則って治療はする
で、(ここからがややこしい…)
とにかく来年の冬休みまでは、どんな治療法であれ、鹿児島にいると言う事で大丈夫でしょうか?
旦那「そう!まずは治療!」
じいちゃん「そんために鹿児島、きとるんじゃ」
ばあちゃん「元気すぎて、病気忘れるわ」
ばあちゃん、旦那にたしなめられる。病気療養中ですからね?と。ばあちゃん、肩竦める
気を取り直して
了解。で、とりあえず、私のことを重点的に考えたらいいの?
旦那「そう!今は、きゅるきゅるれのこと!とにかく治療!目処がついたら、また、考えましょう」
じいちゃん「まあ、まず、自分やっど」
うん
了解と言いつつ、それぞれ話し始めた大人を眺める
とにかく、治療と言う意見は一緒か
あとはあとで考えるしかない
んだけど…
「さいたまの皆さんも、心配してるからね」
「鹿児島の先生方もカピゴンに優しい」
「いえ、きゅるきゅるれはさいたまの校長先生にも心配してもらって」
「カピゴンは、夏休み、色んな体験をしたぞ」
…
……
うん
まあ、まあね
こうなるかなぁとは思ったけどね
何だ、かんだと言い合う旦那とじいちゃんを眺めていると
旦那「いや、きゅるきゅるれ!選択肢がいろいろあるということは、ありがたいことだ!」
うん
旦那「これも、お義父さん、お義母さんのおかげです!」
深々と頭を下げる旦那に私も頭を下げる
そうなんだよなぁ
選択肢があるということは
ありがたいことなんだよ
じいちゃん、いやいやと慌てるが、まあ、うん
時間の猶予は確保した。来年の冬休みまで
あとは、治療方針に則り、治療開始
それぞれ思うことはあれど…
今は、お腹の中に
明日、久しぶりの病院