カピゴンが机の整理をしながら、何か考えてる
友達からもらったものを並べて
きゅ〜
と何度か鳴く
話すまで待って…
ようやく「寂しい」と涙を浮かべる
さいたまを出るときには見なかった涙。それとも私が気がつかなかったか
良くしてもらったもんね
「きゅ〜…」
夏休み、遊ぼうねって明日言えるよ
「くゅ〜…」
カピゴンにとっても大事なものができたのだろう
それはもう私にはわからないこと
カピゴンは何が寂しいか言わない
ただ、カピゴンの胸の中にある感情は大事にするものだろう
さいたまと鹿児島
カピゴン、どちらも大切なカピゴンの学校だよ。そして友達だよ
ありがたかったね
明日、皆にまたねを言おうね