昔、私や弟の勉強部屋だった
勉強机にタンスにベッド
カピゴンはその隙間の板間に布団を敷いて寝ている
半径2メートルはないわな
狭い空間に母親といたカピゴン
よくもまあ愚痴も言わずにぴとりとくっついていたものだ
ここで眠るのもあと何日か
長いようで…
長かったよな
私の足元で寝るカピゴン
窮屈だったろうに、板間から直に冷気が来て寒かったろうに
自分でバリケードを作り、丸まって寝てた
手足を伸ばして眠れなかったはず
よくもまあ…
感謝という気持ちには重く、申し訳なかったという気持ちでもない
部屋から出ればばあちゃんがいたから、2人で養生部屋にいる時が平和だったからね
乗り切ったね
が、1番かな
さいたまに戻れば、1部屋まるまる布団を敷こう
2人で大の字になってゴロゴロしよう