感情を出し始めたカピゴン
明るく過ごすカピゴン
まあ、ありがたいことではある
でも、何かが引っかかる…
そして、1回目が来る
カピゴンが学校から帰宅した時、じいちゃんのお客様がみえてた
カピゴン、疲れていたのか
ランドセル、ぶん投げた
すごい音がして、ばあちゃんが飛んできて
久しぶり私が叱った。
私はめったに叱らない。声を荒げることもあまりない
ただ、叱る時はしっかり叱る
カピゴン、しばらく動けなかった。ばあちゃんがあまりの私の𠮟りっぷりに、カピゴンを抱き寄せるほどだった。
その後、養生部屋でカピゴンがポロポロと泣き出した
ポロポロポロポロ
ポロポロポロポロ
椅子に腰かけ、拭うこともせず
ポロポロポロポロ
泣いているカピゴンを見て、さてとなった
なんで泣いてる?
叱られて泣くならカピゴンは口をへの字にする。
こんなに手放しで泣かない
さて、なんだ?
カピゴンに向き合い、どした?と聞く
カピゴン、だんまり
学校?
だんまり
さあ、こんくらーべだ
カピゴン、頑として口を開かない
話したくないのな?と、聞くと小さく頷く
無理に聞き出す段階じゃないと判断し、話はいつでも聞くよと一旦引くことにした
学校ではない。
友達のことでもない。
なら、なんだ?
カピゴン、次の日も元気に学校に行き、何もなかったように過ごした
で、昨夜、カピゴン、殻がやぶれた