「最悪」の続きですが、どす黒いです。私もどす黒いです。
私の中の好戦的なブラックきゅるきゅるれが、どす黒くばあちゃんとやり合ってます。
ただの親子喧嘩です。しかも、ばあちゃんと私という…カピゴン、巻き込まれです。
なるだけ、笑って過ごそうと思っても、こういうどす黒い日もあるもんだと肩をすくめる1日でした。
下の方にあります。子育ての役にはたたないです。
これを身内に使うのは、特に今、私が理由に実家に転がり込んでしまっていて、迷惑をかけている、心配をかけている現状を鑑みて、使うのは
間違っているとお叱りを受けるかもしれないが
ばあちゃん、人間じゃない(昔、毒親という言葉はなかった)
私達兄弟は、この人から逃げた。それこそ大学卒業し、市外、県外に逃げた。なるべく遠く、遠くに逃げた。
私達が幼少期から、この人の吐く言葉は、自分を認めない周りの人間の呪いの言葉で、その呪いのあとは、いかに自分が優れているか、優れていたかの自分を褒め称える言葉で終わる(未だに)
そして、自分の旦那ですら、子供の前で自分より劣ると言い放つ
子供も然り。まともに育った子はいないという。(この人の思い通りに育たなかった)
カピゴンの前で「お前はできがわるかった。出来損ないだった」と私に平然と言える。
カピゴンは目を丸くし、それを聞いた私は、ほう、と言ったあと、爆笑してしまった。
この人は、私の出身校を馬鹿にし、その中で私がいたクラスを馬鹿にした。できそこないでも入るレベルだと言ったのに等しい。出身校を知っているはずなのに、「できが悪い」と言い張りたいから、そこからは目を背ける。見ない。それか、忘れてる。
私がこの人にとって出来損ないだから!
私の学校も大学も出来そこないが入るレベルだもんねぇ!と腹を抱えて笑って、当たり前に「おかーちの学校どこ?」とカピゴンに聞かれ、「できそこないが行く学校だよ」と自分の母校を教えてあげ、おじいちゃんも、その大学の卒業生だとも教えてあげる。(そのうち、カピゴンもその学校の事を自分でわかる時が来る。それでいい)
でも、自分より劣る旦那も、出来損ないの娘の私も
不思議だなぁ?誰よりも優秀なはずの誰かと同じ国家試験を受けて同じ免許持ってるよ?不思議だねぇ、カピゴン。
そして、礼を言う
私が出来損ないと言ってくれてありがとよ。これでカピゴンに母親がどんな成績だったかなんて言う必要がなくなった。カピゴンも聞かないだろうよ。あんたから、自分の親は出来損ないって教えてもらったから。
気が楽になった!カピゴン、一緒に勉強しような!
まあ、こういう人だ
カピゴンに何をやらかすか常時気を張る。
自分の事なら流すが、カピゴンについては、私が流す気がない。
今日の事については、外出していたじいちゃんと3人で話をし、テスト前に「テレビが見れない!」と喚かれ迷惑を被ったカピゴンに謝ってもらった。
カピゴンに謝罪をと伝えた時、出来損ないの娘と自分より劣る旦那にすさまじい目を向けたが、日頃から「悪いと思ったら、私にあやまりゃあえいだけでしょうが!」と親父に喚いている現実がある。
しぶしぶ、カピゴンに謝り、カピゴンは大丈夫だったと答えて
この話を終わらせないのがこの人だ。夕食の片付けをしてた時、2人になった
「声を張り上げて、私に物が言えるほど回復してよかったね」
手が止まる
ん?なにかな?
「いや、まだ、退院してまだ2週間も経ってないのに、回復してるから、私に物が言えるんだもんね。あんな大きな声で、はっきりと」
なるほど…なるほど
それは、額面通り取っていい?それとも皮肉と取るべきかしら?
「あらっ!本心!ココロカラそう思ってる」
そう、なら額面通りとるわね。でね、一応、言っとく。
私のことなら流す。今までもそうしてきたでしょう?今まであなたが口走った言葉、私に向けられたものぐらいなら流すわ。流してきたわよね?親父には伝えてないもの。わかっているでしょう?
ただね。カピゴンについては、
私、聞き流すつもりも、泣き寝入りするつもりも頭からないわよ。あなたが、何かカピゴンにおかしな事をしようものなら、言うものなら、太鼓叩いてでも、あんたがおかしい!と糾弾するわよ。今日みたいにね?
「な、何もあなたも流さなくていいのよ?言いたいこと、言えば…」
あら?そう。ありがと。一応、額面通り受け取るね
にっこりと笑う。
そして考える。
自分の事が足枷で動けない。だが、退院後、ありがたいことに順調に回復はしている。気力もある。
言いたいことは言った。念押しもできた。
あとは、利を取る。
カピゴンに有益な利を取る。
それを見極める
この人からも、得るものはある
それだけのこと