今度、あるイベントがある
ただ、諸事情で私はそのイベントに参加できるのかどうかわからず、動けなかった
絶対に、カピゴンが行きたいはずだった
事実、カピゴンにそのイベントの話をしたら、カピゴン飛び上がって「行きたい!」と叫んだ
だよね…
興奮するカピゴンに、諸事情の話をし、手は打つと伝えて。
私は1個ずつ手を打っていき…さて、どうするかと頭を悩ましていた日
「先生がいいって」
?!
カピゴン、晩御飯食べながら、しれっと私に伝える
「先生が大丈夫って。本持ってサインしてもらったらって」
?!
思わず、じいちゃんと私、歓声を上げる。
自分で聞いたのっ?!なんて?
「すっごい好きな本の作者さんだから会いたい。イベントに参加したいって」
カピゴン!すごい!えらい!
「先生、カピゴンがその本好きなの知ってた。ああ!あの本か!って」
?何した?
「…あまりに面白くて、教室で爆笑しながら音読して叱られた」
えーっ?!それ知らんよ!
「うるさいって言われた」
まじかっ?!
「先生、本持っておいでって。サインしてもらったらいいよって」
サインペンもって行こうね
大人の事情がある。私がその事情に絡まれ動きが取れない時、カピゴンは自分で道を開いた。
快諾してくれた先生にも感謝
カピゴン、お見事