カピゴン、いつも通り就寝〜
熟睡している頃を見計らい、プレゼントを枕元に並べに行く
カピゴン、誕生日プレゼントもサンタも枕元に置いておいてほしい派
目を覚ました時に幸せな気分になるんだそうだ
親戚からはここ、面白そうな本はここ、おねだりのゲームは…
「げふっ」
いきなり変な声が布団から聞こえ、振り返ると
ニンマリ笑ったカピゴン
…
……寝たふりですか?
「ぐ、ふ」
満面の笑みを浮かべたカピゴン、枕元に並んだプレゼントを見て、幸せそうに笑う
開けようとはしないのな
早く寝な。寝ないと1個ずつ減るよ
「くふ、ぐふ」
急いで布団に潜るが、顔はプレゼントをしっかり見てる
明日、自分で起きる?
「かあち、起こして」
カピゴン、誕生日おめでとうって?
「いつもそうだよ」
だったっけ?了解
そうだったかな?覚えてないが、カピゴンが言うなら、そうしよう
あ、クラッカー鳴らそうか?カピゴン!ハピバスデーっ!やほーっ!パーンっ!!て
「やだーっ!」
2人でげらげら
朝もはよから、パーン!とかクラッカー鳴らしたら、警察来るわ!
「ぜったい、やだ!」
はいはい
寝たふり作戦にひっかかるとはなぁ…大きくなったな。
布団の中でドキドキしながら待ってたんだろうか
あの「ぐふ」は我慢できなかったんだな
さて、あと一人、カピゴンの枕元にプレゼントを置きに行く使命の人がいます
じいちゃん
カピゴン、気がつくかな?