小5松江塾ママブロガー【初代公認】きゅるきゅるれの呵呵大笑の日々

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なんで、ゲームの時間決めるの?小学3年生の本気の疑問〜南日本新聞より〜

今日の南日本新聞から。

 

色んな事を考えた記事だったので、朝からカピゴンと話をし、それだけでは飽き足らずブログにあげます。

 

これ、ちょっと思わず私、唸りました。

 

 

 

 

 

きっかけは、本当にどの家庭でもある、あったひとコマだと思う。

 

子供にゲームを渡す時のお約束。

 

何を隠そう、私もカピゴンにゲームを買い与えた時に口にした。

 

 

 

ゲームは、1日30分までね。

 

 

 

これ、ユーチューブも一緒。

 

 

 

やることすんだらね。でも、30分よ。

 

 

30分

 

 

なんとなく、私が許せる時間。はっきり言って、この時間になんの根拠もないけど

 

 

30分

 

 

目が悪くなるから、というのが1番大きい気がするけど、とにかく30分で、カピゴンも疑問ももたずにそれを守る(もちろん、もうちょっとは入るが)

 

 

 

 

 

新聞の記事の主役は

 

 

 

その30分に疑問を抱いた小学3年の男の子

 

 

男の子はやはりゲームを渡された時にお約束として

 

「1日、30分まで」

 

と言われて

 

 

 

「なんでだろう?」と思ったと。

 

 

 

まずそこに私はびっくり。

 

 

ゲーム機がもらえる時の子供の前のめり感を知っている身としては、

 

「ここは、はい!と、返事したら、もらえるよね!」の即答

 

「はい!」

 

しか想像がつかなかった。

 

 

 

そして、男の子は学校の課題として調べ始めて

 

調べる範囲をネットだけに留まらせずに

 

依存症専門病院のドクターに面会までこぎつける。

 

新聞にはこの面談の様子が記事になっていたのだけど

 

 

 

 

 

 

私はこの記事の後ろにいる、男の子の後ろにいる

 

男の子と併走するぜ!という大人達の本気が本当にすごいと思う。

 

 

 

学校の先生の本気

 

ご家族の本気

 

そして男の子と面談した依存症専門のドクターの本気

 

それを記事にした新聞記者の本気

 

 

 

決して誰も「そこまでしなくても…」と「それぐらいでいいんじゃない?」とブレーキをかけなかったんじゃなかろうか。

 

 

よし!やろう!

 

よし!ドクターにアポ取ろう!

 

よし!何でも聞いて!

 

 

 

この男の子のバッグにこれだけの応援団がいることが、どれほど素晴らしいことか。

 

そして…

 

恐らく私が知る以上に、ゲーム依存の低年齢化が深刻な物になっている気配が記事から感じられた。

 

 

 

ドクターの言葉

 

「ゲーム依存症は性格の問題ではない。

 

脳の機能障害である」

 

 

 

 

男の子は、ゲーム依存症の脳について

 

 

「脳が小さくなる」

 

 

と表現している。

 

 

これは、何かを見ないと出てこない言葉の気がする。(私個人の感想です)

 

小さい子供の脳なんて、簡単に壊れるんじゃなかろうか…

 

 

 

 

 

 

 

 

ぞっとした。

 

 

 

 

どうやって、小さくなった脳を回復させるの…。

 

そもそも回復できるの…?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

私は、私自身もゲームが好きだ。カピゴンもする。

 

ただ、この記事を読んだ後、

 

ゲームの時間を守るという何か漠然としたものが、

 

本気で取り組まなければ、子供が危ないというレベルまで引っ張り上げられた朝だった。

 

 

 

令和5年9月21日

南日本新聞 朝刊より