靴を買いにイオンへ
前々から悩んでいた靴をようやく購入
がしがし歩くぞ
で、本屋に寄る
先日、「変な絵」を買ってきたカピゴン。多分、同じ作者さんの
変な家
が、文庫化されていたので購入。カピゴン、すごい勢いで読み尽くす。
確か2巻が出てた気が…そう思いながら、本屋をうろついていると
すたさたさたさたさた
棚の下を手に恐竜を握りしめた男の子がすり抜けていく
お？
男の子、真っ直ぐ、振り向くことなく、本屋を出て、イオンのメイン通りに顔を向けてる
待て待て待て
はい、ぼく
男の子、足を止め、目をまん丸くして私を見上げる
ママは？
「いや！」
おお！いやか！なら、お姉さんの所行こか
「いやいやいや！」
そうか、なら、一緒にお店まわろか
「いやあやあやあやあや！」
いやあ、それもいやか！
当たり前に、お母さん見当たらず
迷子だなぁ
さて、どうするかなぁと思いながら、あ〜する？こ〜する？と聞くたびに
「いやいやいやいやいや！」
いやいやの権化と化した男の子
そのうち、にやにやと笑い出す
私も笑ってしまう
いやかぁ
「いやいや！」
と、しばらく、いやいやごっこを楽しんでいると、ようやく遠い場所で、あたりを見渡している女性が
あれ、ママ？
「いや！…い？」
いや、ママでしょ。おかあさ〜ん、こちら、僕いるよ〜
走ってきたお母さん、男の子の手を握ろうとして
「いやあやあや！」
きっぱり、拒否される
いやいやの権化
可愛いが、お母さんは大変だぁ
